「鬼怒川でワーケーションをしに行った」という話を書いたが、そのタイミングで鬼怒川のライン下りにも乗ってきた。
元々あまりライン下りに興味はなかったのだが、泊まったホテルの窓から鬼怒川が見え、時間ごとに下ってく船を見て「楽しそうだなぁ」とおもわされてしまったので乗らざるをえなかった。
その結果とても楽しかったので、鬼怒川に行くことがあったらぜひ乗ってほしい。
鬼怒川ライン下りを予約&チケット購入
ライン下りは朝9時から始まり最終便は15:45となっており、3日前まではWebから予約ができるようになっている。空き枠も確認できるので便利だ。
自分の場合は当日の予約だったため電話で空きを確認して、そのまま予約をした。出発時刻の20分前までに現地でチケットを買うよう伝えられたので、15:20を目指してライン下りの出発地点に向かった。
鬼怒川ライン下りの出発地点は鬼怒川温泉駅から徒歩3分の場所にある。建物入り口はいって正面にチケット売り場があり、そこで予約してある旨とチケットを購入する。現地に行くまで知らなかったのだが平日最終便だと、通常大人3,200円のところが2,200円になるそうだ。これはお得すぎるのでは。
チケットはライン下りの料金と、帰り道のシャトルバス代が含まれている。バスは鬼怒川温泉駅かライン下り出発地点の2ヶ所のどちらかまで運んでくれるそうだ。
チケット売り場横にはライフジャケットがずらりと並べられている。チケット購入すると窓口の人に「横のライフジャケットから好きなのを選んで着て、準備できたら出発時間の10分前までに船のところまで行ってください」と言われた。
チケット売り場横にはコインロッカーや自販機が設置されている。ライン下りは40分ほどかかるので飲み物がほしい人はここで調達するとよさそうだ。また大きな荷物がある場合は預けておく方が無難だろう。
鬼怒川ライン下り、いよいよ乗船
チケット売り場から船の乗船場所まではおおよそ4F分くらいの階段を降りていく必要があった。途中までは普通の階段だが、途中から足場の悪い石の階段になるのでハイヒールなど不安定な靴は避けた方がよさそうだ。
川縁まで降りてくると、一気に自然の中に飛び込んだ感じがしてものすごい開放感がある。すでに楽しい。
乗船時間までしばらく船の前に設置されているブースで待機。時間になるとチケットを確認してから乗船となった。乗船する場所は待機した順番になるので前の方に座りたければ早めに船前で待機しておくといい。自分は船頭さんの真後ろに1番前の位置にすかさず乗り込めた。
船には座る用の座布団と、周囲に大きなビニール袋がかけられており、ビニール袋は水の勢いがすごいところで水避けに使うと説明があった。ただビニールが避けても濡れる時は濡れるのでまぁそれは諦めて楽しんだ方がいい。1番前の右側が1番濡れやすいようだった。また希望があれば、乗船してすぐに有料で船に乗ってる様子の写真を撮ってくれるようだ。自分が乗った回は誰も写真購入希望者がおらず、撮影はされなかった。
あとは船頭さんの説明のまにまに川の流れに沿って進んでいく。
自然のジャングルクルーズは涼しく荘厳
鬼怒川は流れが速いところと、ゆるやかなところの緩急が大きく、流れが速いところでは漕ぐことなく勢いのままに進んでいく。そんな急なスピードではないが自然の勢いが楽しめつつ水飛沫を感じられる楽しいポイントだ。
ゆるやかなところでは鬼怒川の大きく雄大な自然をゆったりと楽しめた。途中で船頭さんがちょいちょいと見所を説明してくれる。また全く流れがなくなるところでは船頭さんの身体全体を使った漕ぎが見られて、それもまた見所の一つになっていた。
ゴールが近づいてくるにつれ流れがほぼ止まってしまうので、エンジンを積んだボートが迎えに来てくれてゴールまで引っ張ってってくれる。
ゴールに着いたら迎えのバスが来る場所まで少し歩く。
バスが来る場所にはお店があり、そこでは飲み物や食べ物が色々売っている。バスが来るまで少し時間があるので、その間ビールと玉こんにゃくを買って、休憩場所でのんびり、川を見ながら楽しんだ。買ったものは帰りのバスの中でも飲食OKなので、無理に全部飲み切る必要はない。
帰りは15分ほどかけてバスで駅連れて行ってもらってライン下りは終了。
自然の中でリラックスもでき、アトラクション感もあり、鬼怒川で過ごした数日間の中で1番楽しい体験だった。また行くことがあれば絶対乗りたい。