普段あんまりしないWebデザインのお話を少々。
Webデザインをするときに結構よくあるのがメインカラーを決めることだったりすると思うんですよ。まぁ自分がそうだったりするんですが。色から気合入魂的なかんじなのですが。
で、メインとサブと…って決めた色って、その色を使うじゃないですか。
でもそれって本当に同じ色使わないといけないの?ってところの話です。
たまに自分が作ったサイトとかを家族とか地元の友達とかに「これつくったよー」って言ったりします。そんで軽く感想を聞きます。プラスで類似サイトとかもついでに見てもらって感想聞いたりします。なんでかっていうと、Webから離れてる自分に1番近しい人なので、ダメ出し意見を聞きやすいんですね。
そんときにわりかしよく聞くのがですね
- これとこれの違いがわからない
- 目が疲れる
なんですね。
まぁもちろん自分がつくったデザインが悪いとかが大きな割合をしめているという点はおいておいて、他のサイト見てもらってもやっぱりそういうのは言われるんですね。
なんでかなーって話を聞いてみると、まず「違いがわからない」っていうのが色の違いが違って見えていない、そこまで意識していないっていうのが大きなところっぽいんですよ。形が同じで大体同系色(例えば黄色とオレンジとか、ピンクと赤とか)だと「それが違うもの」と認識されないみたいです。もちろんじっくりよく見てもらえば「あ、違うんだ」ってわかってもらえるんですが、そこまでじっくり見てないんですね、使ってる側が。普段から作ったりページ見たりしてる人にしてみたら「いやいや全然ちがうじゃーん」みたいなところも、意識せずに使ってる、たまにしか見ない人には全部同じにみえちゃっているようなんです。
そして「目が疲れる」というとこについては、まぁ原因は様々なんですけど、今回の色に関することに限っていうと「同じ色が、他のいろんな色と組み合わされて使われてるから疲れる」みたいな部分があるようなんですよ。
色って組み合わせる色によって大分印象がかわるじゃないですか。そこが結構、見てる側が疲れるようです。特に最近老眼のひどい母なぞ「これ目がチカチカして見てると疲れる」とか「白とうす桃色の違いがわからん」とかもう、自分が作ってないものにいわれてもなおせないんでLINEで送ってこられても困るよってレベルで文句いわれます。
と、いう2点を総合して踏まえるとですね。デザインする時まったく同じ色使わなくていいんじゃないのかな?ってとこに辿り着きました。
メインカラーを決めたら基本それにあわせるというスタンスは崩さず、使ってる側が気づかない尚かつ、目が疲れない色味に調整しちゃえばバッチリじゃないですか?
要するに場合によって#BBBと#CCCと#DDDを使い分けよう、みたいなことです。
そこで出てくる問題としては「コーディングめんどい」ですね。わかります。でもやっぱりどうせ使ってもらうなら、見やすいページがいいじゃないですかごめんなさい。
あとちゃんとデザイナー側から説明しておかないと、PSDをみたコーダーさんが「こいつ色ちゃんと統一できてないよプププ。俺がなおしてやるぜ!」と親切にも同じ色でコーディングしてくれてしまうという事象が発生するということでしょうか。でもそこらへんはコミュニケーションでカヴァーできちゃいますよね!ステキ!
というわけで、自分はちょちょいと色味をかえてページを作るようにしてみたら、わりと見やすくなったようです。よかったよかった。よければページの見やすさにお悩みの方はお試しください。
以上Webデザインの色についてのお話でした。