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はずさない豚肉料理があらゆる味でたのしめる小岩「豚小屋」へ

豚肉は美容にも健康にもいいとかで実家の冬の定番料理は豚しゃぶだった。
それはさておき豚肉はおいしい。子供の頃なんかはやっぱり牛肉のステーキがどんとある様子にときめいたものだったが、今となっては豚肉のおいしさをさておいて牛肉だけ食べるだなんてことはできない。もちろん鶏肉も好きだが、寒さを感じはじめると豚肉が食べたくなるのは子供の頃から教育されてきた影響なのかもしれない。


というわけでもないが、友人たちと小岩にある豚小屋という店へいくことになった。
なんでも、友人がおいしい牛肉をありえないお得さで提供してくれる牛蔵のことを調べていたらたまたまみつけてたまたまおいしそうだったので、それなら行くかとあいなった。


小岩駅から歩いて5分ほどで店がみえた。
なかに入るとおなかのすくにおいがほのかにした。予約名を伝え奥の座敷席へと案内された。


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お通しの味のしみた煮玉子をつまみながらビールで乾杯。

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メニューはものの見事に豚肉三昧だ。正直どのメニューもおいしそうで悩む。



とりあえず頼んだのは豚のもつ刺し5点盛り。豚のホルモンだけがこんなに盛られてくる様子は初めて見る。

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ほんわりとした知識では、豚って生で食べても大丈夫なんだっけと思わないでもなかったが店員さんに聞いたところによると、きちんと低温で下処理してあるそう。それなら安心しておいしくいただこう。うまい。
部位はこまかく忘れてしまったが、しろっぽい部位を手前の塩胡麻油、あかっぽい部位を左手のポン酢につけていただくのだが、クセがなくもつの味をしっかりとあじわえる。豚のもつもなかなかやるな。



次にきたのが豚肉ハラミのユッケ。

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こちらももちろん指機をしてあるので、生肉好きの求めるユッケとはちょっと違うが、これはこれでとてもうまい。

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たまごとねぎをよくからめて塩っけのきいたたれによくつけて食べる。ああ、ビールがのみたい。
豚肉には塩があうと個人的にはおもっているのだが、このユッケを食べてより一層豚と塩の相性をかみしめた。



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そうこうしているうちにきたのが豚肉のレバー串。おおきい。これはおおきいぞ。
豚のレバーもそうそう食べることもないが、はたしてこんなにおおきくて大丈夫なのだろうか。

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…………。大丈夫だ、問題ない。いや問題はある、おいしい。
いわゆるレバー独特のいやな口当たりもそんなになく、香ばしく焼けた表面と中身のまろやかなやわらかさがとてもおいしい。



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そして事前調べでおいしそうだとあたりをつけて頼んできたのが、このトロ玉白角煮。名前だけでおいしそう感がはんぱない。
通常のしょうゆベース角煮ではなく、こちらも塩ベースでさっぱりとした味付けになっている。しょうゆベースだと豚肉あぶらのこってり感としょうゆのこってり感で、それはそれでご飯がすすむすばらしいおかずなのだが色々食べにきているときにはちょっと不向きではある。こういった色々な料理を楽しみにきているときに、こうしたほかの料理のことも考えてバランスをとった味付けでなおかつおいしいだなんて危険すぎる。おいしい。



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とはいえ決して別にしょうゆと豚肉を引きさこうだなんて微塵もおもうわけもなく、てりてりしたたれにくるまれた豚肉のつくねだって大好きだ。ああ、豚肉のつくねもいいなぁ、おいしいなぁ。



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これだけ食べてもまだ最後に「ちょっとつまんじゃおうかな」なんておもってしまうのが、カレーの危険なところである。カレーはこんなにも日本全土にわたり支持されているけれど、ちょっとまってこれはもしかしたら中毒性があるんじゃないのか、だってほらスパイス使われているし、おいしいし。みんな中毒になっているんだ、そうに違いない、と納得しながらカレーをいただく。あ〜、おいしい。
これがまたいい肉の味がしみたルーで、給食で配膳されたらあっという間にバケツのような鍋がからっぽになることは間違いない。

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写真をみているだけで白いご飯がほしくなってくる。



他にも豚肉のおいしいお店はいくつか行ったことがあったが、こんなに色々な部位を色々な調理方法で楽しめるお店はここが初めてだった。いつもなら牛や鶏で食べるような料理も、豚肉にすることでまたちがった味わいが楽しめた。
お値段もなんやかんやと飲み食いして4000円と比較的リーズナブル。これはまた食べ損ねた料理を食べに行きたい。


http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13032535/