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元住吉でおとうふ屋めぐりの話

こんにちは、豆腐マイスターのあくやんです。
え、ってかんじですが、実は豆腐マイスターに昨年11月頃になってました。
豆腐マイスターって何するの?ってちょいちょい聞かれますが、まぁようはおいしく豆腐を食べるだけです。
そしておいしい豆腐を食べていいだろー食べたいだろーって周りに見せびらかすだけです。それだけです。
※注:ほかのマイスターさんたちはもっと建設的なこと(お料理教室やおとうふ屋さんなど)されてます。


さて、今回は自分の地元近くの東横線・元住吉駅付近のおとうふやさんをうろちょろしてきたので、それを見せびらかしたいと思います。



越路屋とうふ店


1軒目は、元住吉から歩いて10分の「越路屋とうふ店」さん。


元住吉というと活気のあるブレーメン通り商店街が有名ですが、こちらのおとうふ屋さんは、そこから真逆の方にあるってった住宅街の中にちょこんとあります。
周りには昔ながらの八百屋さんやお菓子屋さんなど、商店街ってほどじゃないけど、住むのに必要なお店がちょこちょことあるかんじ。

店頭には千葉県産の小糸在来という大豆でつくったお豆腐と、お店で揚げられたがんもに厚揚げ。
お店の奥にはできたばかりの厚揚げがさましてあって、食べたい衝動にかられます。
なんでも小糸在来のおとうふは、ちょうど1年くらい前から始められたとのこと。
おかみさんが試食を出してくれたので、遠慮なくいただくと、濃厚な豆乳の味が…!
豆の味を活かすため、できる限り濃い豆乳をつくり、限りなくにがりを少なめにしたことで、食べやすく濃いお豆腐になってるんだとか。
おしょうゆよりもお塩をぱらりとつけて食べるのがおすすめです。


この日はお盆明けでお惣菜の種類が控えめだったようですが、いつもは5〜6種類あるんだとか。
毎週木曜日には濃くておいしい豆乳とかんてんでつくった豆乳プリンや、おいなりさんも置かれるとのことなので、これは木曜日にリベンジあるのみ。


小糸在来のおとうふと一口がんもをゲットしてお店をあとに。



茂蔵 元住吉直売所


二軒目は厳密にはおとうふ屋さんじゃないのですが、工場からの直売ということで、「茂蔵 元住吉直売所」へ。


茂蔵はデパートや各地の商店街に直売所があるので、わりと有名かなと。
定番のお豆腐のほかに季節ならではのおとうふがあるのは大手のよいところ。
だだちゃ豆がはいった寄せ豆腐が限定品と言われてすぐさま購入。はやく食べたい。


さらにここはなんといってもお惣菜や豆乳をつかった食品が色々そろってるのが楽しいところ。
週1しか入らない豆乳ブリオッシュ食パンが入荷されてて、でも賞味期限2日しかなくて食べきれない…いや食べたい…!と悩んでいたら、お店の方に「冷凍でももつよ」と後押ししていただいたので購入。
冷凍する前に切っておいて、そのままトースターで焼いちゃえばラクラクです。



品物が多くて色々と目移りして危険を感じお店から撤退。



金子豆腐店(閉店)


そしていよいよ三軒目に元住吉のブレーメン通りに古くからある「金子豆腐店」へ。
ドラマに出てくるような佇まいのおとうふ屋さんで、元住吉のブレーメン通りの歴史を物語るようでもあります。


ただこの日、久々に立ち寄ろうとしたらお店がみつからない。
え、あれ?ここらへんじゃなかったっけ…??


と、うろうろして見つけてしまいました…閉店されて違うお店になってしまった金子豆腐店を。
ショックすぎて言葉もないのですが、建物に残された柱に、豆腐店の面影を感じます。


元住吉のブレーメン通りは、昔はもっとたくさんお豆腐屋さんがあったのですが、やはり時代の流れか閉店が相次ぎ、とうとう最後のおとうふ屋さんまでなくなってしまったようです。さみしいです。


三軒目に味わいぶかいおとうふ屋さんを見せびらかそうとしたのでバチがあたったのか…とショックを受けつつお豆腐が悪くならないうちに帰宅しました。


最後の最後にさみしい想いもしましたが、おいしいお豆腐がゲットできたので、おいしく楽しくいただきつつ、また違うところのおとうふ屋さんめぐりしにいきたいなと思います。