読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

akuyan to

イベント/旅行/デザイン/おいしいもの...

高野山カフェで体験した阿字観&精進料理は、いい感じのリラクゼーションだったよ

[Report] イベント参加


先日、東京・白金台にある高野山東京別院で、阿字観と精進料理の体験が気軽にできちゃう「高野山カフェ・プチ修行」に行ってきました。
アジカンといっても、あじあんかんふーじぇねれーしょんではありません。阿字観です。



一般的な日本人にあてはまるように特にコレといった宗教思想はないですが、手塚治虫のブッタと聖☆おにいさん読んでるくらいの知識はある程度のノリで、フラリと参加しました。
場所は白金の真ん中なので迷った結果、白金台の駅から15分程あるってったのですが、後から気づいたら品川駅から高野山東京別院目の前に降りられるバスがあったようです。皆さんこちらを使いましょう。バスってどうやったらうまいこと調べられるんだろうか…



高野山ってどこで何なの?


高野山というのは和歌山にある一帯の山の総称で、そこは比叡山とも並んで日本仏教の聖地だったりもします。
本家となる高野山真言宗 総本山金剛峯寺は2015年でなんと1200年!
そんな由緒正しいお寺の周りには、様々な観光スポットと宿坊があり、プチ修行を目当てに来る人が多いそうです。
山をのぼりながら花を楽しめる「こうや花鉄道」がとても人気らしく、でも1日2回の運行しかないので早い者勝ちらしい。コレは行ったら絶対乗りたい…。

南海電鉄 高野線 こうや花鉄道 天空
http://www.nankaikoya.jp/tenku/


プチ修行とは、阿字観、写経、茶話会などが体験できるお寺アクティビティのこと。
山をぐるぐるのぼって宿坊に泊まり、精進料理を食べてお寺アクティビティを体験するというのが定番だそうで、今回はその中のお料理と阿字観のみを東京で体験してみちゃおう!という会なのでした。




お手軽リラクゼーション・阿字観体験


高野山東京別院につくと、お堂に案内されて、塗香というお香の粉末で手を清めてから、並べられた座布団に座って待機。
しばらくすると、今日の体験の流れが説明され、阿字観体験へと入りました。



この日、阿字観についてお話してくださったのは高野山真言宗相模宗務支所下・千手院住職の川上修詮さん。
阿字観体験するにあたり、由来ややり方などについて色々とお聞きしました。



阿字観とテキストで読むとなんか謎いのですが、実はそんなに難しい話でなく、「阿」は皆さんご存知、50音の「あ」のこと。人が練習しなくても発生できる音だそうです。
で、字は読んで字のごとく「文字」のことを差していているので要するに、「なんもなくても瞑想する方法」という意味なのですねー。
そして「瞑想」っていうとハードルが俄然高くなるんですけど、自分の勝手な認識として、瞑想って「限りなくボーッとする」ことなんですよね。頭からっぽにするというか。
なので、すんごい噛み砕いていうと阿字観は「いつでも誰でもかんたんに頭からっぽにする体操」と思ってもらえればいいのではないかと思います。
※実際はもっと色々深い意味があるかと思いますが、ココではそんな認識でよいかと。



そしていざ、阿字観の体験です。
まずは準備体操。手と手を軽く合わせてから正座の状態から立ちひざになり、片足を立てて、立てた足に胸をつけながら立ち上がります。その逆でまた座り、座ったら上半身を倒して頭と手を床にくっつける。これを3セット。これをやると頭からっぽになりやすくなるのだとか。
ひざに負担のない立ち方にもなっているそうなので、日常でも意識してやった方がいいかも。


準備体操が終わったらレッツ阿字観!あぐらを組んで、右手の左手の手のひらにのせて、親指どうしをくっつけます。
このとき、背骨からストンと座って、両足のひざが床についてて身体がしっかり支えられてる状態がよいかんじ。



新鮮な空気を鼻からすいこんで、クチからゆっくりと少しずつはきだします。これをひたすら繰り返すだけ。いわゆる深呼吸ですね。
ここで色々考えちゃってなかなか頭からっぽにできない場合は、おなかのそこから「あーー」と、息の続く限り言うというのを繰り返します。身体に響くようなかんじで、一番自分の素の声で無理なく吐き出すのがポイント。そうまるで扇風機に声を投げかけるかごとく…

これを繰り返すと、だんだん頭からっぽになってきて、いきすぎると眠くなりますが、寝てもいいそうです。自分もガチで寝そうでした。
それを20分くらいやって、阿字観終了。


そして終わりの後に忘れちゃいけないのが、整理体操。運動のあとに身体を普通の状態に戻すのと同じように、阿字観でも気分を元の状態に戻すという動作が必要です。
そのままだと、なんかちょっといつもと違う気分をひきずっちゃって「なんかあの人様子が変よ」ということになりかねないので、整理体操はちゃんとしましょう。
座ったまま、目をあけて、大きく息をすいながら両手を広げるようにあげていき、ゆっくりとおろしながら息を吐き出します。これを何回か繰り返しておわりです。



全体が終わると、全身マッサージ受けた後みたいに気分がすっごいスッキリとした感じに。
あれですね、デトックス効果的なやつ。
家でもかんたんにできそうなので、疲れた時とかやってみようと思います。



こ、これが精進料理!?とおどろく豪華和風弁当


この日は午前と午後の部があって、自分は午前の部に参加していました。
そしてちょうどお昼時に、お待ちかねの精進料理が…!

とはいえ、精進料理ってあんまり料理的には期待してなかったんですよね。精進なので。質素倹約的なね。


しかし料理が準備されている席に向かうと…
なんかあきらかに豪華っぽい…
お品書きがすごいおいしそう…ごくり



ドキドキお弁当の箱をあけてみると…色とりどりのおいしそうな料理が…。
このお弁当は高野山で料理がおいしいことで有名な宿坊・一乗院さんに、特別に作ってもらったお弁当だそうです。
どれもこれもおいしいうえに、食べても食べても、どことなくクチの中がスッキリサッパリ。
よくよくお品書きを見ると、煮物に柚、ご飯に生姜、デザートにグレープフルーツと、どうやったらこんなにスッキリまとめられるんだというくらいに、サッパリ系の味付けがされていました。



さらに一緒にいただいた竹茶が個人的にとても飲みやすくておいしくて、サッパリした精進料理ととてもよく合うお茶でした。




東京・丸の内でも高野山カフェ開催決定!


高野山とか阿字観とかちょっと気になるな〜でも和歌山まで行くのはちょっと遠いな〜と思った、そこのあなたに朗報です。



2013年8月30日〜9月8日に東京・丸の内の新丸ビルにて「高野山カフェ」が開催されちゃいます!去年も開催していて、大好評だったのだとか。
この高野山カフェでは阿字観・写経体験の他に、僧侶の皆さんと語り明かせる「僧侶と語らナイト・プラス」や僧侶の皆さんの美声で酔いしれる「声明ライブ」が開催されちゃったりと、美坊主マニアの方には垂涎もののイベントです。



さらにオリジナルの36種類の精進料理&デザートが楽しめたり、高野山で人気の精進料理店「さんぼう」さんの精進料理の講座も開催予定とのことなので、精進料理体験したい方も要チェックですね。食べに行かねば!

高野山カフェ in 丸の内ハウス2013 8月30日〜9月8日
http://www.nankaikoya.jp/cafe/
※事前に申し込みが必要なものもあるので、公式サイトで要確認。