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「少女不十分」はダメな大人のお話でした

西尾維新さんの最新作「少女不十分」の感想文です。
ちなみに西尾さんの作品で1番すきなのはりすかちゃんシリーズです。



『西尾維新、原点回帰にして新境地の最新作』という
キャッチコピーがあったのは、読み終わった後に知ったんですが
なるほどねーというかんじ。


初期の頃の戯言遣いのような
西尾さん独特の読みにくい文章(※褒めてます)や、
主人公が最後の最後までちゃんとしゃべらないまわりくどさ(※褒めてます)は、
確かに原点回帰っぽいよねーと。
でもあくまで「っぽい」だけで、原点回帰ってわけでもないような。


最近、化物語とか比較的軽めの文章が多かった反動で
そういうもったいつけたのが書きたい気分になったんじゃないかな?



読んで思ったこと


久々の西尾さんワールドのあまりの読みにくさに
電車の中で読み始めたんですが、
思わず「めんどくさーーーーい!」と
本を放り投げそうになった。
戯言シリーズ最初に読みはじめたときもそうだったなぁ、懐かしいなぁ。



んー。個人的には好きじゃありません。
なぜなら愉快な話ではないので。
いや最終的には割合ハッピーエンドっぽいけど
でもそれに至るまでがっていうか、主人公がダメすぎる。殴りたい。


この話に出てくるのは10歳の女の子なんだけど、
そして主人公は20歳くらいらしいんだけど。
20歳ってそりゃ成人してたといても完璧な人間なわけじゃないですよ。
でもさ、10歳よりは経験もつんでるし
10歳よりは少なくとも世の中のこと知ってるわけじゃないですか。
たとえ今より情報がいきかってなかった時代でも
やれることなんていくらでもあるじゃないですか。

なのに10歳の子が目の前にいて
SOS出してるのに気付かずスルーして
気付いても何もしないってどーゆーことだ!
もっとしっかりしろってのー!!!


もう読んでる最中イライラして大変だった。
たぶん最後には絶対ハッピーエンドになるってわかってても
おまえほんとういいかげんにしろ!って
主人公に言いたくなるくらいイライラした。


戯言遣いのときは、別に自分で悩んで
自分で自爆するだけだったからいいんだけど、
今回はわかりやすく助けを求められてるのに
しかも年端もいかない子供に求められてるのに
動かないとか、あの主人公はなんなんだ。


というわけで、あんまり人にはおすすめしないかなー。
反面教師にできるなら読んでほしいけど、
「わかるわかるー」ってなるなら、もっとがっつり反省しよう。




それより何より今度ファウストVol.08が
や〜〜〜〜〜〜〜〜っと発売されるってことなので
りすかちゃんの続編が楽しみです。